2024年1月2日、羽田空港でJALと海上保安庁の航空機が衝突した事故で、海上保安庁の航空機に搭乗していた5名の方がお亡くなりになりました。
警視庁は、犠牲になった5名の死因は「全身挫滅」であったと公表しました。
この記事では、「全身挫滅」とはどういうことかについて調べていきたいと思います。
また、本件の報道・情報拡散について、JFAS(航空安全会議)が緊急声明を発表しています。
声明の内容やJFASという団体については、以下の記事にまとめています。
「全身挫滅」とはどんな状態?
警視庁は2名の死因を「全身挫滅」と特定
まずはニュースを引用しておきましょう。
(亡くなった2名の遺体について)警視庁はきょう、司法解剖を行い、死因を「全身挫滅」と特定したということです。2人は外部から強い圧力や衝撃が加わり、死亡したものとみられています。
【速報】死亡した海保の隊員5人のうち2人は「全身挫滅」死因判明
羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突して5人が死亡した事故で、5人全員の死因が「全身挫滅」だったことが分かりました。
【速報】海保機の5人全員の死因が判明 全身に強い衝撃を受けた「全身挫滅」 警視庁
外部からの強い圧力や衝撃によって亡くなった、ということですが……
「挫滅」とは?
そもそも「挫滅」という言葉自体が耳慣れない言葉ですよね。
挫滅について辞書で調べてみると、以下のとおりでした。
ざ‐めつ【挫滅】〘名〙
コトバンク
医学で、外部から強い衝撃をうけて筋肉や内臓器官などがつぶれることをいう。 挫潰。
「挫滅」だけでも相当に痛ましい状態であることがうかがえます。
それが「全身挫滅」となると、言葉にするのも憚られるような状態であったことが想像されます。
ネットでは「『全身挫滅』という言葉を知ったのは123便墜落事故の時」という書き込みも散見されます。
せめて、痛みや苦痛を感じることなく亡くなられたと思いたいですね。
まとめ
「全身挫滅」について調べてみました。
犠牲になった5名の方々のご冥福をお祈りいたします。
事故の原因究明を待ちたいと思います。
JFASについてや声明の内容については、以下の記事でまとめています。