「週刊少年サンデー」や「ちゃお」、「CanCam」など、多くの人気雑誌・書籍を出版している株式会社小学館。
創立100年以上の歴史ある出版社で、集英社・講談社・KADOKAWAと並び日本の四大出版社のひとつに数えられています。
この記事では、2022年に代表取締役社長に就任した相賀信宏(おおが のぶひろ)社長の学歴や経歴、年収について調べていきたいと思います。
相賀信宏のプロフィールまとめ
まずは、相賀信宏社長のプロフィールをまとめていきます。
名前 | 相賀信宏(おおが のぶひろ) |
生年月日 | 1983年4月27日(現在40歳) |
出身 | 東京都 |
肩書 | 株式会社小学館 代表取締役社長 |
精悍な顔立ちが印象的な若社長ですね。
相賀社長は、2022年、小学館の創業100周年の節目の年に、39歳の若さで4代目社長に就任しました。
小学館は創業時から一族経営の企業で、前社長はお父さまの相賀昌宏氏(現会長)です。
相賀信宏の学歴・経歴は?
ここからは、相賀社長の学歴や経歴について調べていきます。
2008年:神戸大学大学院修了
相賀社長の最終学歴は、神戸大学大学院修了です。
具体的な専攻などは公表されていませんでしたが、「将来、出版社である小学館を継ぐ」と考えると、法学、経済学、経営学、国際文化学、人文学あたりを選択する可能性が高いのではないでしょうか。
大学や高校についても公表されていませんが、大学は恐らく神戸大学と推測できますね。
神戸大学は兵庫県にある国立大学であり、京都大学・大阪大学に次ぐ難関大学です。
偏差値は文系学部で60~67.5と、高偏差値の名門大学です。
なお、相賀社長のお父さまである昌宏氏は成蹊中学・高校のご出身です。
成蹊は会社役員や政治家のご子息が多く、親子で通うことも多い学校ですので、相賀社長も成蹊中学・高校の出身かもしれません。
2008年:VIZ Media LLC入社
相賀社長は、大学院修了後、小学館の関連会社であるVIZ Media LLC(ビズメディア)に入社します。
ビズメディアは、北米向けに日本のマンガの翻訳出版・日本アニメの映像販売を行っている企業です。
小学館と集英社の関連企業で、「ドラゴンボール」「幽☆遊☆白書」、「Dr.スランプ」、「鋼の錬金術師」などの人気漫画を中心に出版しており、アメリカのサンフランシスコに本社を置いています。
恐らくですが、将来的に小学館を継ぐ前提での関連会社への入社と考えられますね。
ビズメディアでは、日本コンテンツのライセンスビジネスを担当し、デジタル配信ビジネスの開発に携わっていたそうです。
2012年:小学館入社&取締役就任
ビズメディアで数年勤務したのち、相賀社長は2012年は小学館に入社し、取締役に就任しました。
2017年には常務取締役、2019年には専務取締役に就任と、順調に昇進を重ねていっています。
2022年:小学館代表取締役社長に就任
2022年5月、小学館は相賀信宏専務取締役が社長に昇格し、相賀昌宏社長が会長に就く人事を内定したと発表。
2022年は小学館の創立100周年の節目となる年でした。
相賀社長の就任以降、小学館は、日本のアニメやマンガのカルチャーを世界に発信する「Tokyo Otaku Mode」を子会社化するなど、積極的な事業拡大に取り組んでいます。
相賀信宏の年収は?
相賀社長の年収について調べていきたいと思います。
多くの企業の社長の年収は、有価証券報告書に「役員報酬」として記載されていますが、小学館は非上場企業のため、有価証券報告書が恐らく作成されていません。
なので、具体的な年収は調べることができませんでした。
参考として、同じ大手出版社で上場しているKADOKAWAの役員報酬を調べてみたところ、2023年3月期、夏野剛社長には1億100万円の役員報酬が支払われていることが分かりました。
役員報酬は企業によって方針が異なるものですが、相賀社長の役員報酬も1億円前後の可能性は大いにあると言えるのではないでしょうか。
まとめ
小学館の相賀信宏社長の学歴や経歴、年収について調べてみました。
若手社長の今後のご活躍に期待したいですね。