九州大学で准教授として勤務しつつ、日本国籍で唯一マルタ騎士団 騎士(ナイト)の称号を持ち、注目を集める武田秀太郎(たけだ しゅうたろう)さん。
IQ160を誇る武田秀太郎さんのギフテッドエピソードや、ご家族について調べてみました!
武田秀太郎さんのギフテッドエピソードを調査!
一般的に、IQ130以上の人は「ギフテッド」と呼ばれています。
ギフテッドは、記憶力や言語力などの特定の分野で突出した才能がある一方で、繊細さや強いこだわりも持つとされています。
武田さんのIQはなんと160。ギフテッドらしいエピソードを調査してみました。
小学5年生で、二足歩行ロボットを自作
武田さんは、10歳の頃にロボットを自作したそうです。
小学5年生の自由研究で、二足歩行ロボットを自作して、うれしくて先生に見せたら、『小学生が1人で作れるわけがない』と、完全否定されてしまい、深く傷つきました。
日本人唯一のマルタ騎士・武田秀太郎さん IQ160の天才が抱えてきた“生きづらさ”
先生の気持ちも分かりますが……幼い武田さんの気持ちを思うと悲しいですね。
優秀すぎるゆえに周囲に理解されず、生きづらさを抱えていた武田さん。
一時は、病院にかかるべきではないかと考えたほどだそうです。
受験勉強を始めて1年で県内トップの成績に
愛知県内の私立高校に通っていた武田さんの周りには、学費が払えず退学する仲間がいました。
経済的な理由で教育を諦めなければならないことに不条理を感じた武田さんは、「教育に平等を」をスローガンとして学校内での社会運動にのめり込みます。
そのため、学校での成績は下から数えた方が早かったそうですが、受験勉強を始めて1年で県内トップの成績に躍進。
無事に京都大学に現役合格されています。
私服はスーツしか持たず、寝る時もスーツ
武田さんのクローゼットに入っているのは、スーツと騎士の祭服のみ!!
「選ぶ際に時間が省けるから、朝の大事な5分が短縮できる」そうです。
iPhoneを世に送り出したスティーブ・ジョブズも、毎日黒いタートルネックとジーンズでした。
寝るときは着古してよれよれになったスーツで寝ているのだとか。寝にくくないのかな……笑
こちらはギフテッドの「強いこだわり」の側面が見えるエピソードですね。
雑誌インタビューの写真撮影では、寝間着用のスーツに着替えて布団に入ってくれる、お茶目で優しい一面も。
武田秀太郎さんの妻は誰?奥さまも超優秀!
武田さんの奥さまは、武田美都里(みどり)さんという女性で、武田さんの3歳年下です。
お二人は大学生の頃に出会い、2016年に入籍。今は九州大学の助教をされています。
彼といっしょに成長していくには私も博士号を取ったほうがいいと思い、京大に入り直して、社会健康医学で博士号を取りました。いまは私も九州大で特任助教として勤務しています。
日本人唯一のマルタ騎士・武田秀太郎さん IQ160の天才が抱えてきた“生きづらさ”
「私も博士号を取った方が良い」と思って実現できてしまうのが凄いですね。
美都里さんもとんでもなく頭のいい方であることは間違いありません。
武田さんは、美都里さんについて以下のように答えています。
私は次々にやりたいことが出てきては、のめり込みがちですが、そんなとき、彼女は私を日常に引き戻す役目をしてくれます。私にとっては、糟糠の妻です。
日本人唯一のマルタ騎士・武田秀太郎さん IQ160の天才が抱えてきた“生きづらさ”
お互いを高め合い、支え合える、とても良い関係性のご夫婦のようですね!
武田秀太郎さんの家族構成!両親はどんな人?兄弟は?
武田さんを育んだご家族はどんな人だったのでしょうか?
父親、母親、兄弟について見ていきましょう。
父親は情報工学者!技術者の家系?
武田さんの父親は、名古屋大学で副総長を務める情報工学者の武田一哉さんです。
武田さんは小学1年生の頃、作文で「発明家になりたい」と書いたそうですが、これはお父さまの影響が大きいようですね。
また、祖父と曽祖父も技術者だったそうで、「技術者や科学者の研究は、世の中に役立つものでなければならない」という教えが受け継がれていたのだそう。
母親は専業主婦!兄弟は、8歳年下の弟が1人。
一方で、母親はこの世代の多くの女性同様、専業主婦だったそうです。
一般の方ですので、お名前や写真は公開されていませんでした。
障がい者支援などの福祉について、幼い武田さんによく聞かせていたそうで、武田さんの今の活動や哲学に大きな影響を与えています。
また、8歳年下に弟さんがいるそうですが、こちらもお名前や写真は公開されていませんでした。
まとめ
武田秀太郎さんのギフテッドらしいエピソードやご家族についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか?
マルタ騎士団の原点である「病者と貧者への献身」に関する活動を、今後日本でも立ち上げていきたいと語る武田秀太郎さん。
今後の活動に注目していきたいと思います!