出産前に行く旅行、通称「マタ旅」で訪れた宿泊施設で、お魚の刺身がこんにゃくになったというポストが話題です。
ポストでは旅館名「トスラブ箱根和奏林」が晒されてしまう事態となり、ネット上では賛否が分かれて議論となっています。
この記事では、なぜトスラブ和奏林はお刺身をこんにゃくにしたのか、考察してみたいと思います!
トスラブ箱根和奏林とは?
トスラブ和奏林は、関東ITソフトウェア健康保険組合(ITS)が保有・運営している「保養施設」です。
なんと1人1泊5,000円という破格で利用が可能なのだそう。
トスラブ和奏林は神奈川県の箱根に位置し、箱根の名湯を楽しめる大浴場や温水プールがある人気のお宿です。
お刺身をこんにゃくに変えたのはなぜ?理由3選!
ここからは、なぜトスラブ和奏林はお刺身をこんにゃくに変更したのか、考察していきたいと思います。
話題の発端となった投稿は以下の通りです。現在は投稿が削除されてしまっており、確認することができません。
「お刺身が全て同じこんにゃくになっていた」というのは、確かに事前に聞いていないと驚いてしまうかもしれませんね……
ちなみに、トスラブ和奏林や管理会社の株式会社エイ・ピー・シーからは、SNSやウェブサイトを通じた本件に関するコメントは出ていません。
①急な連絡で他の食材がなかった?
ひとつめの理由として考えられるのは、「食材変更の申し出が急だったので、代替となる食材がなかったから」です。
トスラブ和奏林は完全予約制の宿です。
宿泊客分の食材を事前に準備しているでしょうし、廃棄が出ないよう、余分な食材はあまり買わないようにしていると考えられます。
お肉やお魚、野菜などの生鮮食品であればなおさらです。
投稿者が「生物は火を通すか違うものに変えてほしい」と連絡したのが、宿泊当日や前日などの直前だった場合、食材の用意が追いつかず、こんにゃくが代替となったと考えられそうです。
※連絡をしたタイミングについては、投稿主のポストでは言及されていません。
②妊婦さんの身体を思いやった選択だった?
「こんにゃくを食べると流産する」という言い伝えが昔はあったそうですが、こんにゃくは栄養価が高く、身体にいい食べ物です。
食物繊維とカルシウムが豊富で、主成分の「グルコマンナン」という食物繊維は便秘予防に効果的なのだそう。
宿泊客がどの程度食べ物に気をつかっているかは、宿泊施設側には分かりません。
そのため、魚屋お肉は避けて、「妊婦さんの体にいいものを」と考えてこんにゃくを選んだのかもしれませんね。
③言われた通りに特に何も考えずに提供した?
最後に考えられるのは、「生物は火を通すか違うものに変えてください」と言われたため、言われたとおり違うものに変えただけというパターンです。
少なくとも、悪意や煽る意識で「こんにゃくにしてやろうw」という決定をすることはないでしょう。
他意は全くなかったと考えられます。
推測ですが、投稿者の方は、「焼き魚」や「火を通したお肉」になることを予想・期待していたのではないでしょうか。
連絡をした際に「何に変更されますか?」と確認したり、「焼き魚にできますか?」と依頼をしていれば、「バカにしているのか」という感想は持たずに済んだのではという声も散見されました。
まとめ
トスラブ和奏林が、お刺身をこんにゃくに変更した理由について考察してきました。
評判の良い人気のお宿ですし、悪意があったものではないと考えられますね。
投稿者さんが、元気な赤ちゃんを出産されることを祈りたいと思います…!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。